グループSNEがRPG「Stormbringer 5th Edition」の日本語訳を手がけるという情報は一年以上前から出ていましたが、今日(2月4日)更新の「SNE歳時記 05年02月(グループSNEホームページ)」で、そこそこ具体的なリリース予定時期が記載されていました。
翻訳進行中の「ストームブリンガー」も来年初夏刊行に向け、本格始動していたり(筆者が担当中。なかなか大変だけど、おもしろいです)……
「来年初夏」です。つまり、2006年初夏です。
(例えば「ガープス第4版 完訳版」の発売時期は、この8月
という言い回しになっているので、今年と来年の取り違いなどではなさそうです)
すいぶん先の話です。一年以上前から情報が出ていて、当初2004年夏発売予定だったわりに、非常に進行が遅いようです。
私の願望ですが、この大幅な遅れの原因が現在絶版になっている原作小説の復刊と連動するため、だったらいいなぁ。
上記引用部で、筆者が担当中
となっているその筆者は 文責:江川晃
と記載されています。日本語版「シャドウラン」翻訳担当をされた江川晃氏が、日本語版「ストームブリンガー第五版」の担当をされるわけですね。
「シャドウラン」はあの直訳っぽい訳文でも別段問題もなくよかったと思いますが、「ストームブリンガー」ルールブックの文章が直訳風味だと原作「エルリック・サーガ」ファンがかなり怒ると思いますので、必死で頑張ってください。応援してます(嫌味とかじゃなく、いいものを見たいので、純粋に)。
余談:私は普段グループSNE公式サイトを見ていないのに、今日なんとなく気になって見てみたら、この情報がちょうど掲載されていました。こういうこともあるもんですね。
いろいろな意味で驚かされた記事でした。
追記:2006年7月28日にエンターブレインから「MICHAEL MOORCOCK'S ストームブリンガー」というタイトルで発売されたようです。