東京創元社 のメールマガジンの近刊紹介(4月の予定)に、ついに「ファファード&グレイマウザー」シリーズ未訳分の第4巻が登場しました。
http://e6.wingmailer.com/wingmailer/backnumber.cgi?id=E434
◇『妖魔と二剣士』〈ファファード&グレイマウザー4〉
フリッツ・ライバー著/浅倉久志訳
ネーウォン世界の高峰登頂に挑む二人。シリーズ本邦初訳編登場!
復刊された第1巻の訳者あとがきの追記分を立ち読みしたところ(多少訳の修正がされているとはいえ、持っている本をもう一冊買うのは気が乗りませんでした。カバーイラスト買いするにも、末弥純氏の絵は好きですけど、このシリーズのイラストは最初の怪奇色が強い柳柊二氏のほうが合っていると思いますし)、全5巻ということでしたので、多分6月には第5巻が出て完結ということになるのでしょう。
しかし、やっぱり気になるのが、第6巻、第7巻の存在です。
「Swords and Ice Magic」、「The Knight and Knave of Swords」というタイトルで、内容は外伝的なものらしいんですけど。
Wizards of the Coast のサイトに、ファファード&グレイマウザー・シリーズの詳しい説明(英語)があったので紹介。末尾の注釈の [3] に、6、7巻のことも書かれています。
http://www.wizards.com/default.asp?x=books/main/classicsoffantasy
第6巻が1977年、第7巻が1988年で、日本語版の第1巻は第6巻と同じ1977年です。
おそらく当初の翻訳段階で予定に入れていなかったので、今回の翻訳刊行再開にも含めないことにしたのかも知れません。
でも、せっかくですから、全部を翻訳して欲しいですよ。