Posted by Jun MUTO on 2004/12/18 in 著作権
書籍・雑誌の貸与権交渉の問題継続中
書籍・雑誌の貸与権交渉決裂の続報 の続き。ひとまずメモのみ。
一旦交渉が決裂した後、貸与権管理センターは、CDVJ に口頭で次のような提案を行っています。
- 貸与禁止期間は3週間。
(新刊コミックのみか書籍も含むのかわかりませんが、どちらにせよ当初の「新刊コミック貸出禁止期間 3ヶ月、書籍貸出禁止期間 6ヶ月」よりは短くなりました。) - 使用料は仕入1冊あたり280円。内訳は次の通り。
- 著作権所有者に80円。
- 貸与権連絡センターの他、法律上料金を受け取る権利の無い出版社と取次とを合わせて、200円。
出版社と取次の取り分を制度的に確保しようとするのは、法律の上では請求する権利が無いのですから、詐欺まがいの行為に近いと言えると思います。(個別に納得の上で契約を結ぶのなら別)
- ARTS : 「もっとゲームをしたいのに」掲示板
- 書籍貸与の使用料の70%は管理に使われる。利権を生み出す貸与権付与 (CDVJ赤田)
- Re: 書籍貸与の使用料・・補足説明 (CDVJ赤田)