Posted by Jun MUTO on 2004/02/18 in 著作権
異常事態(2)
過日の「異常事態」の続きです。
文化庁は「日本販売禁止レコードの還流防止措置」、いわゆるCD輸入権、別名「音楽障壁」を導入する方針を決めました。(日経新聞、朝日新聞)
また、書籍・雑誌のレンタルを著作権保有者が禁止することが可能になる、書籍・雑誌の貸与権の導入(著作権法付則第4条の2の削除)も行われようとしています。
前回記事以降の関連サイト、特に丁寧な解説を加えてくださっているところを(備忘録を兼ねて)メモしておきます。
批判や否定的見解ばかり選んでいるようですが、感情論や特定企業保護に終始していない肯定的な文書が少ないのです。
この点だけをとっても、この著作権法改正がどれほどの問題を抱えているかを表わしていると言えるでしょう。
- 輸入権は洋楽の輸入盤も規制する? (バーチャルネット法律娘 真紀奈17歳)
- 我々は猿よりは賢い。────果たして政治家はどうか? (benli)
- 異例ずくめのレコード輸入権騒動 (benli)
- 音楽CDの逆輸入、5年間禁止 (バーチャルネット法律娘 真紀奈17歳)
- 音楽産業はいずこも傲慢? (benli)
- 見ざる、言わざる、聞かざる (benli)
- 剥き出されたる本性 (The Trembling of a Leaf)
- 状況を整理してみる (The Trembling of a Leaf)
- 著作権法改正についての論点整理(その1) (補足: 著作権法改正に関する論点 (バーチャルネット法律娘 真紀奈17歳))
- 著作権法改正についての論点整理(その2) (補足: 著作権法改正に関する論点整理(2) (バーチャルネット法律娘 真紀奈17歳))
- 第159国会に提出されている著作権法改正を白紙に戻そう (重楼疏堂~城郭と旅と日々のおぼえがき~)
- 【緊急アピール】立法を国民の手に取り戻そう!! (marinesはチャンネル?)
- 貸与権問題点整理 (The Trembling of a Leaf)
- 【日弁連】 「文化審議会著作権分科会報告書(案)」に対する意見書 (日本弁護士連合会)
- 貸与権の問題点 (Copy & Copyright Diary)
(法案の貸与権の問題の簡潔なまとめです。捕捉しそこねていたので今更ですが追加) - パブリックコメント on 文化審議会報告書 (べんり)
- レコード輸入権の条文案の検討 (benli)
- 有言実行あるのみですよ (The Trembling of a Leaf)
- パンデモニウムの扉 (The Trembling of a Leaf)
- バベルの塔 (The Trembling of a Leaf)
- 構造改革と教育頽廃化 (The Trembling of a Leaf)
- 「アンソロジー」問題 (The Trembling of a Leaf)
- 質問主意書・続報 (The Trembling of a Leaf)
- 「逆輸入CD」禁止で洋楽海外盤も消える? (YOMIURI ON-LINE)
- 知財立国、無信不立 (The Trembling of a Leaf)
- それが答えだ! (The Trembling of a Leaf)
- 答弁書への反論 (The Trembling of a Leaf)
- 洋楽CD輸入盤禁止か (Copy 2ch wiki)
- 「HE議連」旗揚げ間近 (The Trembling of a Leaf)
- 書籍貸与権に関する緊急説明会 (The Trembling of a Leaf)
- 海外盤CD輸入禁止に反対する
- 民主党・HE議連設立発表 (The Trembling of a Leaf)
- be on Saturday : ヘンじゃないか輸入権 (asahi.com)
- 輸入盤CD規制問題(2) (newswave on line (personal edition))
- 修正案再び (benli)
- 空手形を信用するなかれ (The Trembling of a Leaf)
- 参院文科委(1)・HE議連設立 (The Trembling of a Leaf)
- [貸与権]参議院・文教科学委員会 (Copy & Copyright Diary)
- 昨日の審議、どうよ? (The Trembling of a Leaf)
- 著作権法の一部改正 輸入権創設…どうなる?日本の音楽文化! (Dubbrock's Dublog)
- セカンド・インパクト (The Trembling of a Leaf)
- 質問して欲しいこと (benli)
- 国会の審理は迅速 (benli)
また、知財高裁関連では次のような意見が書かれています。
中山先生のその後の動向について記事がありました。